中学生のスマホルールはどう決める?ポイントを解説

中学生になり、初めてスマホを持つ子供もたくさんいます。スマホを持つメリットがある一方で、スマホ依存や犯罪に巻き込まれるリスクなど、心配な点もたくさんあります。安全にスマホを使うために親子でルール作りは必須ですが、どんなルールを作るべきなのでしょうか。本コラムでは、ルールを作成する際のポイントと具体例を紹介します。

ルールを決めるにあたってのポイントを三つ解説します。

一つ目は、どんなルールにするのか子供と話し合って決めることです。親が一方的に決めたルールでは、なぜそうしなければならないのか疑問を抱かせてしまうかもしれません。子供と対話し、なぜルールが必要であるのか理解してもらうことを大切にします。

二つ目は、ルールを守れなかった時のペナルティを決めることです。ペナルティを設定することで、子供にルールを意識してもらうことに繋がります。ペナルティの内容は「ルールを破ったら〇時間スマホ禁止」など、具体的に設定するようにしましょう。

三つ目は、ルールの定期的な見直しを行うことです。部活や習い事を始める、学年が上がるなど、子供たちの日常も変化していきます。変化していく生活にあわせ、現実的に守れるルールか見直し、一人ひとりに適したルールになるようにします。

具体的にどのようなルールが必要なのでしょうか。

スマホの使用時間を定めることは大切です。使用可能な時間帯や、一日あたりの時間の上限を定めておくことで、過度な使用によるスマホ依存防止に繋がります。

使用場所を決めておくことも効果的です。リビングに限定する、自室への持ち込みを制限するなど使用できる場所を約束しておきます。親の目の届かないところでの使用を制限することで、トラブルに巻き込まれるのを防ぐことができます。

使用場面を定めることも有効です。例えば食事中はスマホを触らない、お風呂やトイレでの使用は禁止など、具体的に決めておくことが重要となります。

本コラムでは、中学生のスマホルールについて、ルール作成のポイントと具体例を解説しました。スマホを持つことで多くのメリットがある一方で、犯罪やトラブルに巻き込まれるリスクも存在します。未然に防ぐためにも、ぜひ親子でスマホルールを話し合ってみましょう。